コードバン

コードバン 革の特徴 / お手入れ方法

コードバン 革の特徴 / お手入れ方法


革の特徴について

コードバンは、とてもしっかりとした皮革で、その強度や美しさから「革の宝石」「キングオブレザー」ともいわれています。 日本で初めて水性染料を使用したアニリン染めコードバン技法を開発した「レーデルオガワ」のコードバンは、透き通った深みのある風合いが特徴です。 また、キズやシワ、トラなど革本来の特徴をそのまま活かし、 職人が1枚1枚手作業で染めを行っておりますので、本革ならではの魅力をお楽しみいただけます。 特別なお手入れをしなくとも、 手のひらで撫でることでグレージングの代わりとなり、艶が増していきますので、 お客様とともに時を重ねるパートナーとして、長くご愛用いただけましたら幸いでございます。

※経年変化は、使用環境や、使用方法など、ご使用いただく方により個人差、個体差があります。

※商品のカラーにつきましては、商品箱に記載のある品番をご確認ください。

ご注意ください

コードバン(馬革)は強いというイメージがありますが、 こちらは牛革に比べて耐久性が高いということでして、全てにおいて強いわけではございません。 コードバンは水に濡れると、斑点のような白い水染みが残ってしまいます。 また濡れた状態で放置いたしますと、水ぶくれが生じる場合がございます。 これは、革に水が浸透したことで、革の繊維が縮んでしまうためです。 水濡れは革の表情が大きく変化してしまう原因となりますので、ご注意ください。 水だけでなく、汗(手汗)や湿気にも弱いのでご注意ください。 汗には水分だけでなく、塩分など様々な成分が含まれています。 コードバンに限らず、本革を使用した商品は、水や汗によりシミができたり、変形したり、水ぶくれを起こす場合がございます。 お尻のポケットや胸ポケットなども、意外に汗をかきやすい箇所なので、 濡れやすい環境や、汗を吸いこみやすい環境への収納にもお気を付け下さい。 バッグや鞄の中のペットボトルの結露や水滴、加湿器などの蒸気・スチームにもお気を付け下さい。

キズにつきまして

コードバンは滑らかな革のため、小さなキズが目立ちやすい革ですが、 使い込むことで、次第に馴染んでまいりますので、 革を育てる、という感覚でお楽しみくださいませ。


バックプレート(金具)について

「コードバン」シリーズのレザーバインダーは、バックプレートの金具が「コッパー(ピンクゴールド)」です。
バックプレートは、真鍮製の金具にメッキ加工を施しておりますので、摩擦などによりメッキが剥がれる場合がございます。 また、メッキが剥がれると、真鍮製の金具部分の変色が起こる場合がございます。

※真鍮は、独特の酸化が特徴です。酸化・変色することで、味わい深い柔らかな色調に変化します。 お客様とともに時を重ねるものとして、革とともに経年変化をお楽しみください。


お手入れ方法

乾拭きのみ

コードバンは、水分や油分を吸いこみやすい素材のため、 革用のオイルなどを使用いたしますと、シミになる恐れがございます。 日頃のメンテナンスは乾拭きのみで結構ですので、 キズが付かない滑らかな布で乾拭きを行ってください。

※防水スプレーはお使いにならないでください。

コードバンは、新品の状態ですとマットな質感ですが、 使い込むことで、革に浸透しているオイルや、手の脂(油分)が馴染み、 よく触れる箇所から光沢感が出てきます。 経年変化により艶が生まれてまいりますので、大切に育てていただけましたら幸いです。

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