ブライドル 革の特徴 / お手入れ方法

ブライドル
革の特徴 / お手入れ方法


革の特徴について

耐久性を高めるために何度もロウ(蝋)を塗り込むことで繊維が引き締まり、高い耐久性をもつ「ブライドルレザー」。 表面にはそのロウが染み出した「ブルーム」と呼ばれる白い粉がふいているように見え、これがブライドルレザーならではの特徴です。また、ロウやオイルが徐々に取れていくことにより輝きのある光沢が現れてきます。生産の発祥は1000年以上前のイギリス。イギリスではポロなど馬に乗って行う競技があり、丈夫な馬具が必要だったため、イギリスのタンナーが作り上げたのが、ロウを染み込ませて堅牢性を高めたブライドルレザーでした。

※経年変化は、使用環境や、使用方法など、ご使用いただく方により個人差、個体差があります。

※オイルを多く含んだ革は、接触した物に油分が移り、シミが出来る場合があります。 鞄(カバン)などに入れて携帯する際は、ご注意ください。

※商品のカラーにつきましては、商品箱に記載のある品番をご確認ください。

経年変化について

ブライドルレザーの良さは何といってもエイジング(経年変化)がかっこいいという点です。
オイルを丁寧に染み込ませロウで堅牢性を出すことでブルームがでますが、ブルームをふき取るなどのメンテナンスをすることで深い光沢がでます。
この光沢や艶感は持ち主の使い方で変化し、年数がたてば、革自体の色も変化していきます。ブライドルレザーはその変化が分かりやすく、持ち手の気分を盛り上げてくれることでしょう。
また、皮革本来の個体差をそのまま活かして仕上げているので、一点一点の革の表情や色合いが異なります。


バックプレート(金具)
について

「ブライドル」シリーズのレザーバインダーは、バックプレートの金具が「マットシルバー」です。
バックプレートは、真鍮製の金具にメッキ加工を施しておりますので、摩擦などによりメッキが剥がれる場合がございます。 また、メッキが剥がれると、真鍮製の金具部分の変色が起こる場合がございます。

※真鍮は、独特の酸化が特徴です。酸化・変色することで、味わい深い柔らかな色調に変化します。 お客様とともに時を重ねるものとして、革とともに経年変化をお楽しみください。


お手入れ方法

乾拭きのみ

乾いた布で乾拭きをしてください。クリーム/オイルの代わりとして手の油などが艶出しを手助けしてくれます。ブライドルレザーは、革の製造過程で大量のクリームやオイル、ロウを使用しているので、革の表面に浮き出るブルームと取り除き、併せて磨きをかけて汚れ落としをする程度でいいでしょう。手入れの方法は使用環境により変化します。
毎日使うことがメンテナンスになりますので、仕舞い込まずに日々ご愛用ください。お使いいただくことで、風通しも良くなり、カビなども防ぐことができます。(長期間使用せずに保管いただいた場合、湿気や温度によりカビや変色の恐れがございますので、ご注意ください。)

ご注意ください

ブライドルレザーはもともと馬具に使われていたため、馬の汗や唾液、雨に濡れることを想定して作っています。ロウを染み込ませることで防水機能が高く、水への耐久性が高い革と言えます。しかしながら、革であることに変わりはありません。本来の革は水に弱くそのまま放置することで水泡が出来たりシミの原因となります。もし水分がついてしまったら、乾いた柔らかい布で拭き上げてください。

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